お腹の中からやり直したいっていうかコンドームの中で息絶えたほうが幸せだったんじゃないかな

9月です。6月から3ヶ月ほど引きこもっていたら虚無感がメキメキ育って10kg増えました。更に先月、無視を決め込んでいた彼からの連絡に応じて致してしまうという重罪を犯してしまい本当に自分を殺してやりたい気分です。性欲に負けるとか中学生かお前は。破局を喜んでいた友人にも『なんでこいつなの?いくらムラムラしてたからって相手を選ぼうな(にっこり)』って怒られたし、ほんとその通りすぎて何も言えなかった。でも求められるとどうしても応えたくなっちゃうし、最終的には『こんなんでも欲しがってくれるんならどうぞ~』みたいな気持ちになっちゃうからどうしようもない。とかゆっても生理的に無理なタイプの男に声かけられたときはいくら性欲あっても『こいつと同等に思われたのか…』って死ぬほど落ち込むし普通に拒否るけど。とりあえず私はわりとストライクゾーンが広めっていうかむしろ安心したいがためにあまりかっこよくない人を選んでしまう傾向にあるんだけど、結局そんなんでも毎回ずぶずぶに甘やかすし犬みたくなっちゃうから無駄に自信をつけた男がわかりやすく調子にのりだしてそれに苦しくなって別れる、みたいな展開に陥ってしまう。別れ話をするのは私だけど相手にはほとんどダメージがなくて自傷してるような感じ。だから今までの恋愛もほとんどが恋心というよりも精神的な依存でしかなかった。とりあえず私みたいな駄目男製造機はどうやったら普通の人みたいに普通に恋に落ちて相思相愛になれるのかまったくわからないから妥協して生きていくしかなくて、でもそうやってひっそりと生きていても立場をわきまえていても、ふとしたはずみで寂しさが崩壊してしまうときがあって。そんなときに彼の存在を思い出した。すごく仲が良かった訳でもないし、最後の記憶もあまり良いものじゃなかったし、第一自分が苦手なタイプの女を好きになるような男とそういう関係になるのは少し抵抗があったけど、あまり女慣れしていなさそう人が良かったから彼を選んだ。しかし実際の彼は想像していたよりもアクティブで人付き合いも多いし忙しく生きていたから、私のことなんて全然必要としてくれなかった。仕事と趣味との隙間を埋める暇潰しの中の一つにしかなれなくって、自分の存在価値の低さを思い知らされただけだった。人間的な魅力がないことは自覚していたけど、ここまでかと落胆した。劣等感と虚無感に苛まれるのを防ぐためにそういう人を選んだつもりでいたけど、とんだ検討違いだった。当時、家のことがほんとにしんどかったから誰かに思い切り甘えたくてそういう関係をはじめたのに、ただ抱きしめて欲しい時に限って彼は現実を突き付けてきたし、同じように求めてはくれなかった。セフレって関係を簡単に考えていたけど、自分はそういうのを作るのに全然向いてないタイプだってことを痛感したし、友達の延長線上にいるだけで本当は友達でもないような曖昧な関係でしかないって気づかされた。あわよくば好きになってほしい、なんていう甘い期待を秘めていたせいもあるけど、現実逃避したいがための存在がいつのまにかメンタルを左右するようになっていた。勝手に期待して、勝手に絶望して、一緒にいるのに一人でいるような気持ちにさせられる時間が苦しくて仕方なかった。それでも一人よりはマシだから "嫌わないで" "もっと欲しがって" "ひとりにしないで" なんていう感情に支配されて、都合の良い女を演じてでも側にいたいと思うようになった。もう求め合っているというよりは求められるのを待っていて、それでしか存在意義を確保できない自分に嫌気がしていた。こんなに苦しいのならいっそもうこんなことやめようって思ったりもしたけど、誰かが無条件で自分のことを愛してくれるイメージが沸かなくて、こわくなって、ひとりでいられなくて、結局ここにもどってきてしまう。可愛い顔と普通の身体があれば私にも普通の恋愛ができたのかもしれないけど、あいにくそんなもの持ち合わせていないから多分ずっとこんな生き方しかできないんだろうなぁと思う。こんなんでもハタチそこらまでは普通に恋愛してたし、セフレがいる友達にも引いてたし、いつか誰かと普通に結婚するのかなって思って過ごしていたんだけど、結局恋人って関係で相手のこと縛り付けたって好きだって言われたってそれが一生続くわけじゃないって心のどこかで諦めてるから誰のことも信用できないし、そういうのが相手にも伝わって本当の意味で好きになってもらえないんだろうな。だって【恋→愛→家族】みたいな行程が自分に踏める気がしない。一生一緒にいたいって一瞬ですら思わせることができないと思う。醜く太ってしまった自分を嫌悪して、穴としての価値しかないって思ってるからこんな卑屈な考え方しか出来ないのかも知れないけど、努力して綺麗になったところで中身がからっぽのままだったらなんの意味もないし、もう可愛いふりだけで生きていくこともできないって分かってるから色々としんどくてなんの光も見えない。恋人とか恋愛の概念すらわかんない。彼を選んだのだって好きだったとか流されたとかそういうのじゃなくて単純にセックスしたかったからで、だから私が被害者ぶるのはおかしな話だしまんまブーメランなんだけど、めんどくさいことは嫌いだけど気持ちいいことはしたいとか死ぬほどふざけてると思いませんか?恋人みたいなことをしておきながら恋人になる気はない男とセックスしてる私がいうのもあれなんだけど、私は自分がしてることを正しいと思ってないからこういうクソみたいな関係性をお洒落な言葉で色付けて正当化しようとする人種に吐き気がする。好かれる努力もしてないくせに誰からも愛されないなんて嘆いて、とりあえずもう抱きしめてくれるなら誰でもいいやってあんな人ですら手放せない私がいちばん気持ち悪いけど、裏でゲスいことしながら聖人面して生きてるやつって結構いるし、人間の欲深さってほんと恐ろしいなってつくづく思う。とりあえず、この人がいなくなってしまったら私はもう二度と誰にも触れることなく死んでしまうような気がするから、だから、捨てるに捨てられない。それでもやっぱり私ばっかり必要としてる感が否めないし、めんどくさい手順を踏まなくても身体を許すような安い女だから必要とされているということを自覚したまま一緒にいるのは精神衛生上良くないから、当面の目標はもう少し私のことを安心させてくれるおともだちを見つけることです。新しい人を捕まえたところで私の心理が変わらなければただ同じことを繰り返すだけになるのかもしれないけど、それでも彼よりはマシなんじゃないかって思うし思いたい。そういう人を複数作れば依存度も分散されて楽になるのかもしれないけど、そんなに器用じゃないからきっと無理だ。だから、せめてだれかひとりでいいから、その人の心を掴めるような魅力が欲しくてたまらない。…あぁもう何が言いたいのか分かんなくなってきた。とりあえず世の中のまともな思考を持った20代半ばの男女にはすでにパートナーがいることは事実で、わたしはその普通を一生手に入れることができないんだろうな。